サンテン進行状況


ここ数日いろいろと悩みながら過ごしてきました。
林さんの友人の展覧会。
林さんの所有物である家具。
それらをキュレーションし配置していく。
そこで、ennコミュニティとチャンパカコミュニティと学生が違った目的で同じ時間を過ごす。
それだけで場として完成ではないかと。
一番素直で地続きなのではないかと。


「日常」をかたちにし、そこに寄り添うような場所をつくることが僕たちのテーマです。


その中で、僕たち学生がこの場所のあり方を考えた証を残したい、顕在化させたいというモヤモヤがチームを悩ませてきました。

でも、昨日ようやく固まりました!

ここの場所に集まるべくして集まった家具や小物、残ったキズや汚れひとつひとつに名前と背景を与えていくことで、集まったモノたちの個性や歴史をあらわします。

この場がもっている歴史。家具が過ごしてきた時間。背景を持ったモノたち。
林さんとチャンパカさんの間にある空間という事実。
もちろん、林さんとチャンパカさんが過ごしてきた時間。

その中に僕たち学生や一般の人が介入させてもらうという行為を顕在化させたいと考えました。




周囲の要素を集積させ、つくられた「現象」でしかなかった案が、目に見える「かたち」になりそうな予感がして少しテンションがあがっています。



うまくまとめられず分かりにくい文章かと思うので、質問があればなんでもコメントお願いします。



M2 石川

イソビル進捗状況

今日からりんちゃん(生産3年)が加わりました!

昨日の続きで作品を選定してます。

昨日と同じような写真ですが。。。


初めて作品をみたりんちゃんから、
「作品の感想や模写が出来たらいい」
という意見や、

磯村先生から
「みんなも書いてみたらいいと思う」
という意見も頂き、

またまた「書く」という行為に対して考える時間がありました。

しかし、作品の面白さを引き出すためには
みんなに書いてもらうワークショップをやるよりは
その作品のどこが面白いのかを伝えることが重要だという結論になりました。

なぜなら作品の面白さは、
何が書いてあるか、という半紙の上だけの世界にある
だけでなく、表具(と呼ばれる半紙を飾る布や額など)や
作品が作られたストーリーにもあるからです。


例えば、私の場合、
「風花」と書かれた掛け軸があったのですが、
風花という文字よりも、表具(特に軸の部分がとてもかわいいところ)や
10センチくらいまで近づくといい香りがするところに魅力を感じました。


私がこの作品を展示するなら、近づいてみてもらいたいです。
アプローチの仕方はたくさんあると思いますが、
やはり空間で解決したい。
例えば、壁に掛け軸がかかっていて、そこから1m離れた場所に柱があったら
作品を見るには、1m以上離れて観ることはできないのではないか。
その柱もfixされた柱ではなくて、上から吊るしたのれんのような半紙だったら
1m以上離れて観ることも出来るし、その時に紙に触ってもらうことも出来る。



この方法ならこの空間でやりたいと考えていたこと
・作品展示を半紙を使った空間で観て欲しい
・紙に触って欲しい
・作品の面白さを知って欲しい
・何じゃこりゃって思って欲しい
ができると考えました。



全体を意識しようとして、自分たちが伝えたい作品の良さが
あやふやになってしまうよりも
一つ一つの作品の伝えたい部分が十分伝わる空間を考えてから
それをパッチワークのように全体を構成していくようにしたら
先が見えてきました。


19日は、自分が魅力的に思う作品の魅力を見てもらえるための
空間をそれぞれが考えてきて、
展示する作品と展示方法、展示場所について
決めていきます。

時間が迫ってきて焦り始めていますが、
何をどの順序で考えなければいけないか
(みんなに観て欲しいと思う作品を選ぶ→魅力を伝える空間をつくる→
全体の構成を考える→調整)
見えてきたので、頑張りたいと思います!

カギヤ進行状況!

どうもテラダです!

床の本番を張り始めました。グリッドが壁、天井まで達するのが楽しみです。当初、想像していた以上にブルーシートっぽさが消えている気がしています。

サンテン深夜会議 議事録

エバタ→All

サンテンチームの石川・鈴木(知)・江畑と、三展ビルの美容室ennの林さん・手打ち蕎麦naruのゴリさん&ママさんとの深夜会議の議事録。会話形式にて。


林:石川くん、決まった?
石:(進行状況の説明)…どうしようかと思って。
マ:ジェシーの写真展示しなよ。
林:ジェシーの展示したら、俺の写真見栄えがしなくなる!
  あ、この部屋の写真撮ったら?三脚あるし。
鈴:家具の定点観測、面白いと思う。
  あとはenn側と半ennを区別せず、学生とお客さんのコミュニケーションを。
石:コミュニケーションという目的は良い。雰囲気作りが大切。でも定点観測は…。
江:定点観測の記録は、成果物主義というか、お客さんよりも学生が欲しいものなのかも。

ゴ:芝生敷けばいいじゃん!(林さんは)芝生育てているからさ。
林:(今回のこのプロジェクトでは、)公園みたくするのがいいわけ?
  学生の企画と俺のする展示が溶け合うみたいな話がされているけど...。
  公園だったら、距離感って大事だよね。ベンチとベンチが離れているように。
江:距離感、わかります。
  僕はこの場所の面白さは、ennもchanpacaも適度な距離感を持って、はみ出していることだと思う。
  学生が半ennに間借りして、周囲の関係性によって形が変化するのがいいなと。
石:しかし結局は家具は動くものである。
  そういったプロセスを見せるよりも、完成された一瞬を見せられたらいいと思う。
  このプロセスはデザインの行為である、と思うのだけどあと一つ。
鈴:高塚さんの言う、「あと一歩」がなんなんだろう。
  今のこの雰囲気、すごくいいと思う。(※写真参照)

林:ennは今年で9年目。chanpacaさんは3年くらい前にできたよ。
  半ennの場所は、前はエステだった。
ゴ:関係ないかもしれないけど、リラックスできる空間であるよね、ここは。



抜粋ですが、今晩の会議はこんな感じ。サンテンチームの企画の詳細は後日UP予定。
『ものがあって人が居て、場所がなるように使われて、そこで人が出会って話して、同じ時間を過ごす』。そんな実体験ができたと思います。本当に居心地が良かった、放課後の教室のような、修学旅行の夜の班別の部屋のような。

6/17(木)のkenkenは半ennにて!ぜひ場を体感して、感想を聞かせてください。

【M1_サンテン_エバタ】

掃除!使えるライトを発見!壁にグリッド下書きを開始!壁もほぼ解体!

どうも!テラダです!

掃除してます。かなり汚くて、白かった雑巾が真っ黒になりました。今日はないと思われていた照明を発見し、設置しました。夜でも順調に作業ができるようになりました!夜空っぽくなりそうな雰囲気もグッドです!

グリッドですが、昨日までの開口部の最も広い壁面(南西の壁)から始める引き方をやめて、最も施行しやすい方向に定めました。その方がきれいに仕上がります。今日は壁にまでグリッドを引き始めました。

壁もほぼ解体しました。ない方がいいと実感しました。


窓をラジオペンチを使って全て開けてみたところ、かなり気持ちよかったです。

イソビル現場作業?

お疲れ様です。学部四年 さいとうパインなおひろ です。


ついに教育実習から帰ってきた「すりょう」が加わり、メンバー全員集合!
かと思いきや1人今日来れなく、全員集合は未だ達成できていません!次こそそろうことを期待。

今日は院生室で少し話し合った後、チームの武器である「半紙」を持ってイソビルに行ってきました。
部屋の電球が切れていたため買いに行き、照明をつけるところから始めました。


なかなか明るくなります。

中で作業をしていると外を通る人が、通りすがりに覗いていく。
車の音が気になる。
風が入る時、入らない時がある。


半紙で何ができるかを検討しましたが、なかなか案が出なくて苦しんでいます。

今回、また磯村先生とお話することができました。
磯村先生のところにはたくさんの作品があるらしく、「作品から空間を作る」ことにしました。
磯村先生は作品をいつも展示しています、最近では変えるのが面倒らしく、月に1度にしているそうです。「継続」を意識してやっているので、そこを頭に入れた案を出すべきではないかと思っています。
明日磯村先生のどの作品を使うか決め、そこから空間考え最終形を明確にする。明後日から施工に移ることを目標にして作業を進めていこうと思っています。

この空間が今後どんな空間になっていくのか、お楽しみに。