カギヤ壁解体!グリッド下書き!

どうも!テラダです。
現場の進行状況お伝えします!昨晩からブルーシートグリッドを施行方法や使い方を考慮しながら、現場と模型でスタディし決定しました。845mm間隔のグリッドを開口部の最も広い壁面(南西の壁)から始め、床・壁・天井を覆い尽くします。とりあえず今日は床に糸で目印をつけるところまで完了。そして、南側の壁も解体を始めました。

壁を解体し始めるタカベ!

夜で分かりにくいですが、より開放的な空間になりました!

カギヤ進捗状況

どうも。
カギヤチームの大枠が徐々に決まって参りました。

まず、タイトルは「空にわ」!!

2Fで開口が多く、明るい「空・あき」室を「空・そら」に読み替え、室内をブルーシートで真っ青に。



スタディ風景。


そして「ゆみんぽ」という文芸大OBの画家とのコラボも決定し、私たちが用意した空のキャンバスにゆみんぽが絵を書き込みます。

一般開放時もゆみんぽが絵を描いているかも!!?

カギヤエスキス

テンテンことテラダです。

カギヤチームが現在まで考えた状況です。ご覧ください。ご意見ください。

【何やりたいか】
気持ちいい場所>心身を休める場所>遊んだり、寝たり、食ったり、喋ったり、恋したり
みんなで心身を休める場所でありたい>多数主体とコラボ>多数の主体に多くの人を連れてきてもらう<2階であればそれが最善策かな?
ギャラリーは作ったものを展示>それでは交流が少ないのでは
スタジオは何か作る場所>途中段階のものがある
スタジオは遊んだり、寝たり、食ったり、喋ったり、恋したりできる
ギャラリー×スタジオ>展示もしてるし、作ってるやつもいる
外から良く見えないが、内から外が良く見える>隠れ家的>秘密基地<自分の好きなものを持ち寄る
みんなのにわで秘密基地は可能か?>秘密はダメだろ>みんなの秘密基地????
学校の教室みたいな空間を作りたいのかな?>教室は知りあいしか来ない
くつろぎたい

【未完成というテーマ】
ガウディ、サグラダファミリア>世界最高の工事現場>完成に至るまでの未完<ブルーシートによって仮囲いされる工事現場
ミロの、ドラえもん>欠如による未完
最終回がないから続いて行く>ドラえもん、コナン、クレヨンしんちゃん、コチカメ
1話づつ完成するから続いて行く
完成がないから未完成
未完成なイメージ>赤ちゃん、学生、ミニ四駆、宇宙、足場、
仮説的なイメージ>お祭り、テキ屋、ブルーシート
完成してないから割り込める
未熟者>青二才、けつが青い>青い>空、海、水、プール>ブルーシート

【中途半端】
半屋外空間>日本の風土に適している>空室の窓を開けっ放しで使う
コラボアーティストには途中段階で止めてもらう>茎だけ描いてもらって、花は後から来場者が描く
ブルーシートも中途半端な存在?
半屋外的なイメージにぴったりな青は何?>空

【ブルーシート】
ブルーシート>空色>屋外っぽい>水中っぽい>「外部で使うものを内部で使う面白さ」>半屋外空間への関心>日本の空間、軒下、縁側
ブルーシート>工事現場>ホームレス>殺人現場>「既存のイメージを打破する、仮の存在」
ブルーシート切り売り
ブルーシート>強い、安い、青い
丁寧に扱って既存のイメージを打破!
分割する!

【青】
ブルーシート>青い>空、海、水、プール
青い>清涼感
青さ>けつが青い、青二才>未熟さ

【空室の現状】
ファサード元気ない
光量がある>和らげる必要性有り?>部屋の中に明暗がある>深海ゾーン、快晴ゾーン
2階である>周りからあまり見えない>
交差点>角地>広角
外から良く見えないが、内から外が良く見える>隠れ家的>秘密基地的

【繋がり】
アーティスト「ユミンポ」とのコラボ>ユミンポはオーナーとテラダと仲が良い
グラフィックデザインサークル「獣道」とのコラボ>テラダと仲が良い
デザイン系の専門学校とコラボ>マナミのバイトつながり
ものづくりサークル「mono」とのコラボ>グマコがkenkenに所属しながら部長をしている
ヤスが高校時代に通っていた美術教室>多世代交流の可能性

【タイトル候補】
「アオイにわ」「ブルースタジオ」「めぐりあいソラ」「めぐりあいスタジオ」

「見えてきた方向性」
・2階で、開口大きくて、広いのでくつろぎたい。
・ブルーシート使いたい
・アーティストとコラボしたい(アーティスト自身がコラボしたがってる)
・プログラムは結構シンプルでいいだろう。
・ブルーシートはカギヤビルだからこそ可能である。
・外部で使うものを内部で使う面白さ

「考えるべきこと」
・見えてきた項目のそれぞれの繋がり
・アーティストが何を考えているか聴く
・僕らがアーティストに何を提示するか考える
・ブルーシートの素材特性を考察
・ブルーシートの使い方について考察
・半屋外空間の魅力は何なのか?
・どうしたら半屋外的な空間になるのか?
・一般の人の介入をどうするか?
・くつろげる空間、ブルーシート、アーティストの関係性を考える


【以下議事録】

2010.06.12【議事録】

「ヤス」
・ブルーシートをなんで使うか?
お金がないから。安い!
・何故工夫するか?
つまんないから。自分らしさを出したいから。
・青の良さ
自然色で普段良く見ている。
冷たさをイメージさせるので夏に良いかも。
・絵を描いて何が生まれる。
水の流れとか力を表現。

「まなみ」
・何故工夫するのか?
既存のイメージを打破!
・カギヤビルでしかない
外からは見えない、内からは見える。隠れ家的。
・使い方
普段は、覆い隠す。今回は覆う。時間軸上で違うか。やはり、近いのか。
・公園的な使い方
内部空間をアウトドア的に使うのは楽しそう。

「ふじた」
・公園的
誰のものでもない。という共通点。空室はだれでも入れる訳ではない。
・ブルーシート
安い!囲まれてると未完成の空間。
・使い方
隠す、領域を作るそれを変える。
・青
人を落ち着かせる色
・開口部
場所によって明るさが違う。
・主体
文芸大生に協力してもらう。共有しているものが多いから。文芸大のことを浜松市の人に知ってもらう。
・参考
空き室をアートというのは凡庸性がある。

「グマコ」
・公園的
空室は商業的、公園は公共性高い。
インスタでは商業的。公園!
・ブルーシート
可能性がある。安いっぽいからこそ。

ブルーシートを内装材みたいに使ってる。
半屋外的な空間。
未完成、お祭り、テキ屋、赤ちゃん、学生、ミニ四駆、宇宙、足場、胆管、
仮説性
中途半端
青二才」
「けつが青い」
ブルーシート以外のものでオーバードライブ。
主役は何なのか?
ブルーシートの上は2D変換。
みんなが介入できる。
庭感。
庭は何にもないとこからつくる。
今の公園は遊園地かもしれない。

本日のエスキス

どうも植野です。
今日(6月12日)は伸吾くん、齋藤くん、宇井ちゃんとエスキスしました。
ご覧ください。

【何をやるか】
磯村先生の展示と紙を使った空間展示、「かく」ワークショップをする。

磯村ビル:磯村先生の書道教室、大量の半紙をもらえた =実現可能性

紙:書道だけでない半紙の使い方、半紙が半紙に見えないしかけ=建築的
  紙を硬い平面に置いて何かを書く以外の使い方
  紙をくしゃくしゃにしたり、破いたり、光にすかしたり 紙の森のような 空間演出
  

かく:「書く」ことは、気配を感じられる 例えば、手紙、落書き 
    上書き=手入れ感 未完成さ 持続性  →にわ的

コラボレーション主体 磯村先生
材料 もらった半紙

【何をしたいか】
6月以降も続けたい
 明日やれる実現可能性+持続的な実現可能性
 続けられるためには、磯村先生とのコラボや紙を使ったワークショップは有効

【keyword】
書道家の庭

字=完結しているもの
言葉=選択しているから、取りこぼしがある 欠けている
完結しない書

動かない書 動く紙

紙の森 書道作品=幹 紙=枝 かく=葉っぱ

【課題】
何を書くか
どうしたら上書きが目立つか 
どうしたら上書きしてくれるか 上書きへのためらいをなくす

書道展示と空間展示の関係性

「書く」以外の上書きがあるのでは 例 紙を破る、折る 

maizonチーム経過報告

メゾンチームのレノンこと、山下です。
メゾンチームで本日話し合った結果を報告します。
空間に対するイメージはチーム内で固まっているのですが、具体的なアイディアがなかなか。
何か良い意見がありましたらコメントをお願いします!



<メゾン>エスキス100609


●●空間のイメージ●●

・薄暗いイメージ
・外と切り離される場、中から外を見る場で居心地は悪くない
・だが長居はしたくない
・扉をしめたときに音がなくなるのがスゴい
・メゾンは人が集まっていなくても成り立つ?イメージとしては「さらっと人が入る」or「入らない空間」
・せまくて、暗いから人が入り辛いのでは←隣がワークショップ(?)だから逆にありかも
・みんなの庭は広いイメージだけどここは狭い
・みんなで共有する→個人でたのしめる→みんなで同時に使わなくても良い→コアな空間
・人が入らなくても良い(ずっといなくていい)
・落ち着いた感じ(がやがやしていない)
・人が入れない空間→変な空間、遠目で見たい空間


◆◆書道とのコラボ系提案◆◆

・隣の書道とコラボレーション:蛍光塗料で描いてもらい、メゾンで展示
・水で書道できるボード(?)がある、かしこまらない書道→カラフルな書道とか
・墨の匂いは良いよね
・隣の意見を聞いてみたいかもしれない


◆◆足跡系提案◆◆

・光を近づけると光が残る壁(装置?)がある
・そんなイメージで、昼間が夜に残ると面白いかも→自分が入った跡が残る

・足跡→砂で書く、両面テープを使った砂絵→落書きせんべいのイメージ
・その場に影響を残す→でもそのうち消える→また来る

・全体とコラボ(これは「夜のにわ」の役割?)
・全体とコラボ+足跡=全体を通しての足跡(例:他のブースにお札を置かせて頂き、メゾンブースにそのお札を貼りにくる、お札に意味はない)
・全体の足跡を残す場にしては全体から遠く離れている


◆◆光系提案◆◆

・光→影が出来ない空間(真上に太陽)、色のついた影

・プロジェクター案:一番奥の面に映してボイドのある空間をつくる
・夜は昼の映像、昼は夜の映像を流す→街に昼は人が多い、夜は人が少ない→映像も昼は人が多いが、夜は少ない
・実際の時間軸×昼夜逆転映像=映像から人間が昼は外にいき、夜は外から映像の中に入ってしまうストーリー
・匂いを空気を気温を入れ替えられたら
・映像が外の人のうごき、コメント(テロップ)に反応したらおもしろい
・損した気分になる空間→巻き戻しの映像をながす、全てが逆転


◆◆系統なしの提案◆◆

・銭湯で富士山はなんであるのかな。銭湯って公園っぽくないか。映像で流す足湯、バーチャル足湯。
・腰位まで煙をためて奥に行くと上しか見えなくなる→腰湯
・シェイドガーデン→暗いからこそ見える物がある→植物、苔、ヒカリゴケ、暗い→ふくろう
・外とは違う空間→扉のガラスの所を丸くが残るように隠す→のぞきこむ場を作る
・ネットを使ってみたい



??気になっている事??

・誰が為の空き室だろうか(それがコラボだったのでは)
・みんなという言葉に惑わされている?→使わない人もいていい
・上に住む住人のため?
・誰の為という対象を人にして考えるべきではないのでは?(例:夜)

==まとめ==

・「誰が為か?」という不足がどの案も決定打を欠かす結果になっているのではないか

メモ1

メモ2

【夜のにわについて】

【《夜のにわ》について】

光担当:江畑です。
(本当は直接報告できたらベストだったのですが、)各チームの提案を踏まえた上で、夜のにわをどう解釈するか。を、考えてみました。
(勝手に《夜のにわ》と呼んでいます。別称募集!)


(1)《夜のにわ》概要
(2)夜のにわの方向性
 1-1) 統一された夜のにわ
 2-2) 場所性を活かした夜のにわ
(3)2-2具体説明
(4)総じて
(5)添付写真



(1)《夜のにわ》概要
"みんなのにわ"を展開するスペースの夜間の使い方。
光や音を使った《気配》を提案。窓から漏れる団欒の光や笑い声は、そこに誰か居る・何か在るを感じさせる。

※SUAC展2009で行った光を使った企画を参考にしています。
参考URL(SUAC展2009 LIGHT SPOT)※flash
http://www.suac.ac.jp/~suac-ex/



(2)夜のにわの方向性
 1-1)統一された夜の庭
"みんなのにわ"計4カ所に統一された光を置く。
例)プロジェクターを各所に設置し、夜間に同じ(似た)体裁で映像投影する。

夜間の4カ所に統一感が生まれ、同一プロジェクトと認識してもらいやすいです。連鎖的に他スペースにも注目してもらえます。プロジェクターやテレビ等を使うのであれば、プロジェクトのアイコンを統一的に流したい(represent_gardenの《Re》とか)。コンテンツを各場所ごとに変えてもいいかも。テレビのような"もの"で完結するのではなく、建築的・空間的な使い方をすることが前提。

 1-2)場所性を活かした夜のにわ
4カ所それぞれの夜の使い方をする。

各場所の、その場所らしい夜間の使い方を考えます。今回のプロジェクトが《場所性を活かした(サイトスペシフィックな)提案》であるので、しっくりくるかとも。昼の使われ方とも素直に結びつくので、4カ所の相互関係というよりは、《昼と夜とで違った魅力が感じられる》ことが売りです。



(3)2-2具体説明
6/6の各チームの進行状況を踏まえた、夜の使い方アイデア

■サンテン
拠点に《24時間誰かが居る》。夜の特別な企画を盛り込むのではなく、学生の作業、場所への出入り、影のうごめきから活動の気配を感じてもらう。

■イソビル
窓が歩道に向けて開けていることから、書道とのコラボ展示をショーウィンドウ的に見せる。ライトアップは夜間仕様にし、昼とは見え方の違う展示とする。

■メゾン
壁への映像投影。可能であれば最奥・南の壁一面を埋めるようにして映像を流す。グラデーションを映像にすることで部屋全体が色づくことが道行く人に見えたり、ストロボを表現したり。メゾンの内側から見える外の風景(切り取られた風景)をビデオ録画して投影することで、入れ子状態を表現したり。



(4)総じて

各チームと話して情報・条件を共有したいです(ビルが24時間使えるのか、どういう企画が入るのか)。
夜のにわを2方向性で考えましたが、折衷案もアリだと思います。あとは費用、効果、準備日数あたりと相談しながら。
今後進展あったら、随時報告して行きます。

(5)添付写真
SUAC展2009 LIGHT SPOTの時の写真です。参考に。
1/2枚目は、モギー齋藤と、鈴木知知担当の会場のライトアップ。
3/4枚目は、2F出会いの広場と文芸センターでのミラーボール。
M2院生室にSUAC展の報告書と、レノン山下作のパンフレット置いておきますので、どうぞ。




maisonチーム経過報告

こんにちは。チームめぞんのレノンです。
シンポジュウムまであと3週間ですね。そういわれると、あまり時間がないようにも思いますが、なんとかなるでしょう。といいますか、なんとかしましょう。
さて、提案する空き室を見に行って来た様子等の報告です。


メゾンゆりのきの一階空き室をどう使うか考え中です。
歩道から少し引いているためか暗く、あまり人目につきません。


反対側からの歩道からは暗くて中がほとんど見えません。
また、上の階は住宅になっているようです。




空き室の中は奥行きがあります。
それゆえ、暗くて、外から見え辛くて、でも外はよく見えて
といった様子です。
ネガティブな部分が多いのですが、それがこの空き室の特徴と考えて何か提案ができないか、といった事がチームの話し合いで出てきました。でも、それと開放的なイメージのある「にわ感」とどうつながってくるのか。それが、なかなかくせ者でおもしろい。また、となりの空き室も他のグループが使い方を考えているので、そことのつながりも考えた方が面白い事になるのかも、とも。
現時点でははっきりした案はでてきませんでしたが多少のネタは出たと思います。明日403の方々と話し合いをしますので、それがどうにか発展する事を期待しています。


以上、そんな進行状況ですー。雑文失礼しました。
ではでは

(レノンこと山下)