【夜のにわについて】

【《夜のにわ》について】

光担当:江畑です。
(本当は直接報告できたらベストだったのですが、)各チームの提案を踏まえた上で、夜のにわをどう解釈するか。を、考えてみました。
(勝手に《夜のにわ》と呼んでいます。別称募集!)


(1)《夜のにわ》概要
(2)夜のにわの方向性
 1-1) 統一された夜のにわ
 2-2) 場所性を活かした夜のにわ
(3)2-2具体説明
(4)総じて
(5)添付写真



(1)《夜のにわ》概要
"みんなのにわ"を展開するスペースの夜間の使い方。
光や音を使った《気配》を提案。窓から漏れる団欒の光や笑い声は、そこに誰か居る・何か在るを感じさせる。

※SUAC展2009で行った光を使った企画を参考にしています。
参考URL(SUAC展2009 LIGHT SPOT)※flash
http://www.suac.ac.jp/~suac-ex/



(2)夜のにわの方向性
 1-1)統一された夜の庭
"みんなのにわ"計4カ所に統一された光を置く。
例)プロジェクターを各所に設置し、夜間に同じ(似た)体裁で映像投影する。

夜間の4カ所に統一感が生まれ、同一プロジェクトと認識してもらいやすいです。連鎖的に他スペースにも注目してもらえます。プロジェクターやテレビ等を使うのであれば、プロジェクトのアイコンを統一的に流したい(represent_gardenの《Re》とか)。コンテンツを各場所ごとに変えてもいいかも。テレビのような"もの"で完結するのではなく、建築的・空間的な使い方をすることが前提。

 1-2)場所性を活かした夜のにわ
4カ所それぞれの夜の使い方をする。

各場所の、その場所らしい夜間の使い方を考えます。今回のプロジェクトが《場所性を活かした(サイトスペシフィックな)提案》であるので、しっくりくるかとも。昼の使われ方とも素直に結びつくので、4カ所の相互関係というよりは、《昼と夜とで違った魅力が感じられる》ことが売りです。



(3)2-2具体説明
6/6の各チームの進行状況を踏まえた、夜の使い方アイデア

■サンテン
拠点に《24時間誰かが居る》。夜の特別な企画を盛り込むのではなく、学生の作業、場所への出入り、影のうごめきから活動の気配を感じてもらう。

■イソビル
窓が歩道に向けて開けていることから、書道とのコラボ展示をショーウィンドウ的に見せる。ライトアップは夜間仕様にし、昼とは見え方の違う展示とする。

■メゾン
壁への映像投影。可能であれば最奥・南の壁一面を埋めるようにして映像を流す。グラデーションを映像にすることで部屋全体が色づくことが道行く人に見えたり、ストロボを表現したり。メゾンの内側から見える外の風景(切り取られた風景)をビデオ録画して投影することで、入れ子状態を表現したり。



(4)総じて

各チームと話して情報・条件を共有したいです(ビルが24時間使えるのか、どういう企画が入るのか)。
夜のにわを2方向性で考えましたが、折衷案もアリだと思います。あとは費用、効果、準備日数あたりと相談しながら。
今後進展あったら、随時報告して行きます。

(5)添付写真
SUAC展2009 LIGHT SPOTの時の写真です。参考に。
1/2枚目は、モギー齋藤と、鈴木知知担当の会場のライトアップ。
3/4枚目は、2F出会いの広場と文芸センターでのミラーボール。
M2院生室にSUAC展の報告書と、レノン山下作のパンフレット置いておきますので、どうぞ。